皆さん、こんにちは。

色んな「新年のご挨拶」なんかの記事をみて改めて感じることを書きます。みんなが「モノからコトへ!」「モノの時代からコトの時代へ!」って叫んでいます。そんな記事がたくさん目に入ります。

 

まあ、確かにそうでしょう。

ハッキリ言ってモノは溢れていますからね。

でもね。ちょっと違和感があります。

 

フグの白子

 

画像は記事とは全く関係ありません!笑

 

 

私は美食家!(自分でそう言ってるだけですが。「美味しい」ものが好きなだけ!笑)ですから、食べ物で例えて話すと分かりやすいんですが、私の場合、いくら雰囲気がいいお店に行っても、いくら高級と言われるお店に行っても、いくら☆が多いお店でも、いくら高いお店でも・・・やっぱり美味しくないと満足しません。

 

 

先日も「芸能人格付けチェック」とやらのテレビがお正月にやっていましたね。味覚チェックとやらで10万円の品と、1000円の品を食べ比べてどっちがどっちか当てる。みたいな番組です。でもどうでしたか?最初に10万円だの、高級なんたらだのを教えてもらわないと、案外みんなあんな程度ですよ。「食通!」とうたっている方々だってあの始末ですから。前情報や演出でいかに判断基準が狂ってるかってことです。本質がわかってないかってことです。3つ☆が付いているお店がスペシャルじゃないんですよね。自分にとっての「美味しい!!」であればいいと思います。

 

 

ということで話を戻しますが、いわゆる「コト」だけを見てしまうと本質が狂ってしまうってことです。やっぱり食べ物で言えば

 

美味しい!!

安全な食材!!

 

 

という、2つの「モノ」の重要性が絶対に必要じゃないかなって思います。いくら素晴らしい評判であったり、☆が付いていたり、雑誌に載っていたり、広告が多かったり、メディア露出が多かったり、行列になっていたり、豪華な店舗であったりしても、「美味しい」「安全な食材」じゃなきゃ「いいお店」って僕は言えないと思うなあ。もう一つ足して言えば

 

 

店主及びスタッフのスキル

 

 

も大事だと思いますね。例えば「このお魚、なんですか?」「どこで獲れたお魚ですか?」「今日のお店のオススメとは別に、あなたのオススメはどれですか?」ってな質問にお答えいただけない場合。これもちょっとねえ・・・と思います。

 

 

これを自分の仕事に置き換えてみると同じことが言えます。つまり

 

 

ジュエリーとして、

美しいかどうか?

輝いているかどうか?

その価格に見合う品質かどうか?

ずっと着けられる品質かどうか?

どこで造られているか?

最後まで自社で面倒みきれるかどうか?

ジュエリーのプロかどうか?

スタッフはジュエリーのプロと言えるかどうか?

 

 

 

これらにきちんと胸張って「ハイ!」って言えるかどうか?これが「モノ」だと考えれば、これをおろそかにしていくら「コト」に励んだって、それは違うと思っています。あくまでもこれは私の考えですからね。我が社の根っこの考えですからね。

 

 

ですから、私のお店はもしかしたら豪華なお店じゃないかもしれません。もしかすると☆がたくさん付くような有名なお店じゃないかもしれません。でもこの「モノ」のところだけは、ピカイチでありたいと思っています。だからここをとことん磨きまくります。もっともっとここを精進します。

 

 

僕の尊敬する方が次の言葉を言っていました。

 

 

「この幸せなお仕事を継続している事を「天命」に思う事が増えてきました。だからもっと一生懸命やったら「天職」になるでしょう」

 

 

と。僕はこの言葉を大きくメモりましたよ!(N社長、ありがとうー!)とっても素敵な言葉です。とっても素敵な信念です。まさにその通りだと思っています。改めて僕の仕事は

 

 

ちゃんとした「モノ」を販売するジュエリー専門店をつくること。

ちゃんとした「モノ」を通して「コト」を創造する会社をつくること。

 

 

 

です。

これからも精進していきます!

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