ダイヤモンドの輝きの善し悪し基準が4Cだと勘違いされている方も多い様です。
また、そのような説明をする宝石店もたくさんあります。
しかし、ダイヤモンドの等級基準である4Cとは、世界各国、宝飾業界に身を置く様々な人々が、共通の基準をもとにダイヤモンド取引が出来るように、GIA〔米国宝石学会〕によって作られたダイヤモンドの等級を表現するための基準です。
ですからここで重要なのが、4Cとはプロの業者達が仕事のために取り決めた「目安」であり、あくまでも一般の方々への販売手法として作られたものではありません。
その「目安」となる等級の基準は、以下の4つの要素を熟練の鑑定士が観察して区分します。
■色/Color(カラー)
■透明度/Clarity(クラリティ)
■研磨/Cut(カット)
■重さ/Carat(カラット)
私たちジュエラーが説明するダイヤモンドの「4C」とは、上記の4つの要素の頭文字をとって呼ばれているものです。
ダイヤモンドの4Cとは、
人間の身体測定みたいなものです。
■色/Color(カラー) ・・・・・・・・・・・肌の色
■透明度/Clarity(クラリティ)・・・・ホクロがあるかないか
■研磨/Cut(カット) ・・・・・・・・・・・プロポーション〔スリム・標準・メタボ〕
■重さ/Carat(カラット)・・・・・・・・・体重
人間の素晴らしさは身体測定の結果で判断がつくものではありません。心の中までしっかりと観察し、その人の良さは判断しますよね。
ダイヤモンドも一緒です。
4Cとは、ダイヤモンドの「見た目」をそのまま表現したものです。
手に取ったダイヤモンドの本質的な素晴らしさは、
4Cのデータだけで判断せずに、
ご自身の目でじっくりと観察し、
我々のようなダイヤモンドのプロフェッショナルのアドバイスを聞きながら、
ひとつひとつのダイヤモンドと対話して選ぶべきだと思います。
単なる目安である「4C」の結果だけで、
ダイヤモンドは選ぶべきではありません。
婚約指輪のデザインだけ決めて、装着するダイヤモンドは、
その指輪のブランドメーカーさんにお任せするシステムも
増えているようですが、
一生ものであるダイヤモンド選びを自分自身以外の方に
お任せするのは、絶対にオススメしません。
というか、信じられません・・・。
ダイヤモンドの婚約指輪は、お二人にとって「人生最高の宝物」の一つです。
大切な大切なダイヤモンドを選ぶときは、じっくりとしっかりと
ダイヤモンドと対話して、特性や特徴を理解して、選んでくださいね。
私たちは、そのお手伝いを全力でさせて頂きます!
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